キャンセルについて、私が思うこと

(ごめんなさい、これは私にとって、とてもデリケートな話題なので、申し訳ないですがコメント欄は閉じておきますね。すみません。もしご意見のある方は、こっそりコソコソ(( ̄_|そーっと、お知らせ下さい^^;)

私はもう、彼のファンを8年もやっているので
実演のキャンセルにも数回あたってますし、免疫はあるつもりだったんですが

ここ数年は、身体がしっかり出来上がってきたのと、あまり詰めたスケジュールを組んでいないこともあり、
このような形のキャンセルはなかった(もっと若いころは1シーズンに1回ぐらい、風邪引いてキャンセルすることが、ままあった)
ので、久しぶりにすっかり動揺した(←最近は腹が据わったね、と、言われたりもしたんですが、どーしてどーして、まだこんなに揺れ揺れになるんだわw)のと

今回は、プログラムが私のストライクゾーンをバシバシ突いてくるものだっただけに(連休まで取って備えていたんですし^^;)
残念だったなぁ・・・という気持ちはありますが(笑)
今、しっかり治して次に備えてくれる方が、長い目で見れば重要なことですから、回復するまでしっかり休んで欲しい、と、もちろん願っています。

キャンセルというのは、とてもデリケートな問題なんですが、同時に好奇の目に晒されやすい問題でもあります。
何某かのキャンセル問題が起こった時に、騒ぎが起こり、そんな時にいつも感じるのは
「願わくばその人のファンが目にして、胸が痛くなるような憶測はしないで…」
ということです。

そもそも、自分が当事者でもない、ファンという立場にある人間が、当事者(演奏家)の(何某かの理由での)キャンセルで心を痛めるということ自体、理解できない方には全く理解できない精神構造だと思いますが、
まず、その当事者の身を案じ、そしてファンは公演を聴きに行く、若しくは放送にかかる予定があって、聴けるはずだったものが聴けなくなってしまう・・・という残念な気持ちとが、ないまぜになって、どうしようもなく切なくなるもの、なんです。

オペラ歌手のファンに限らず、そういう類の人間-多くの場合は女性だと思いますが―が、が少なからず生息していること、
それは、誰かに強制されたわけでもなく、自分でも予測できない、びっくりするような心の動きが、痛みを生じさせている、ということを理解してくれ、とまでは言いませんが、そんな奇特な人もいるんだな…という感じで、頭の片隅に留めておいて頂けるといいな…と思います。

さ。今日でこの話題=エルサレム音楽祭のキャンセルの話はおしまい。
この後、10月まで公演はないんですが、月末には2月に行われたマーラー8番【千人の交響曲】のDVD&ブルーレイの発売もありますし、彼も大事なオシゴトが控えてるので(うふふ♪)早く風邪、治してね(^_-)-☆

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