アレクサンダー・ヴィノグラードフ 今観られるもの、これから聴けるもの

☆ベジャール/メータ第九の感想は →→→

11月8日&9日の第九@NHKホールの公演を終えたアレクサンダー・ヴィノグラードフは、
そのまま次の公演先・フランスのナンシーへ飛んで、只今「ナブッコ」のリハーサル中。11月25日の初日に向けて今週はゲネプロもあることでしょう。

残念ながら放送はないんですが、劇場側がちょこっとだけ舞台の様子をアップしてくれました。
ロールデビューのザッカリア、スーツ姿なのね(^^♪

☆そして今日・・・というか日本時間では明日の朝(11月20日午前7:50〜)、4月にモンテカルロで上演された「エルナーニ」がフランスのTV局で放送されます!!
残念ながらフランス国外からは観ることができないようですが、いずれ観られる日が来ることでしょう。
こちらもロールデビューのシルヴァ、楽しみです。かっこ良かったもんね(笑)

Alexander as Don Ruy Gomez De Silva

Alexander as Don Ruy Gomez De Silva

☆11月25日(Naxosでは26日)はもう一つ大事なことが。
ヴァシリー・ペトレンコとのショスタコ13番CD、日本発売日です!!
HMV & Tower Record – Nov.25.2014
140903-001

日本版の発売に当たって、ペトレンコのインタビューにNaxosさんが字幕をつけて下さいました。

今回の第九で、もう少しヴィノグラードフの歌を聴いてみたいな、と思われた方には、これは朗報!だと思います(^^)
ショスタコーヴィチ交響曲13番「バビ・ヤール」は、ヴィノグラードフのオハコ(と私は思っている)でもありますし、
2009年から歌い始めて(この時の録音を兼ねた演奏会が4回目)彼の歌のカタチがだいぶ出来上がってきているところに、彼と気の合うヴァシリー・ペトレンコとの録音ですから。

合唱団がいかにも英語圏なロシア語でして・・合唱の音色がロシアンなダークさからはちょいと遠いのが難点ですが(場合によっては少年合唱団のような明るささえ感じられる)
ロシア的なんちゃら〜なしがらみとか、そーいう「重さ」が苦手でこの作品を敬遠なさっている方には、却っていいのかも、とも思います。

CDはこの他、NBSさんの第九のプログラムにも記載のあった、ラフマニノフの歌曲集と、
ペトレンコと組んだショスタコーヴィチ14番「死者の歌」も出てます。

☆今、海外からは観られるもの
はい、先日の第九の映像ですが、既に先行して独仏のArte,仏Medici.TVでは配信されていて、海外からは観ることができます。
(在独の友人に確認してもらったところ、Mediciは登録しなくても観られるそうですが、すぐに「登録しろ」という画面が出て来て固まるらしいです・・;
彼女の環境では、何故かArteはダメだったそうですが、海外在住の方々のツイートでは「観られる」との情報あり)

残念ながら日本からは観られませんので、大人しく12月21日のBSの放送を待ちましょうね。・・。

☆2月には・・
ちょっと先になりますが、「ナブッコ」と同じナンシーオペラで、
2月にはラフマニノフのオペラ「アレコ」(タイトルロール)と「フランチェスカ・ダ・リミニ」(ランチェロット・マラテスタ)のロールデビューも控えてます。
ナンシーならまた、映像ちょこっと見せて下さいますわよね。楽しみです(^^♪

☆その他・・
お手軽にもう少し彼の歌を聴いてみたい、って方には、こちらのYTのチャンネルもご参照下さいませ!

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