共演指揮者その2:グスターヴォ・ドゥダメル (Gustavo Dudamel)

「共演指揮者」シリーズも作ろうか・・と思ってカテゴリーを作ったものの、まだお一人しか取り上げておらず(^^;
第二回目は只今ウィーンフィルと来日中の、グスターヴォ・ドゥダメル (Gustavo Dudamel:1981-)です。

★お仕事withドゥダメル★まとめ★ →→→

ドゥダメルと最初に一緒にお仕事したのは、2008年2月、ベルリン国立歌劇場での「ボエーム」でした。
この時ヴィノグラードフが「若手の、すっごいいい指揮者なんだ!!」と賞賛していたので名前を覚えたのですが、
彼の方があっという間に(^^;知名度上がりましたね〜〜
(ちなみにこの時のロドルフォは今をときめくヨナス・カウフマン。
「キャストも強力だ!」って言ってましたっけ。カウフマンとご一緒したのは後にも先にも、この一度きりです)

ドゥダメルはちょこちょこ来日もしてますが、去年はスカラ座のツアーで「リゴレット」と演奏会形式の「アイーダ」も振ってましたよね。
どちらもTV放送されたので私も見てみましたが、オペラに関しては賛否両論あるようですが、私は好きなタイプです。キビキビしてて音が煌めいていて。

th_dudamel-mahler8オペラ歌手との仕事…となると、必然的にそういうもの(=歌もの)での共演ばっかりですが、
2012年2月には彼の手兵・LAフィル&シモン・ボリバル・オーケストラとのマーラープロジェクトの一環として
8番(千人の交響曲)にバスソリストとして参加させて頂いて、カラカスでのライブ映像も発売されてます。こちら→→→

(YTにも上がってます…)

(カラカスでのキャスト)
ソプラノ:マヌエラ・ウール、ジュリアナ・ディ・ジャコモ、キーラ・ダフィー
アルト:アンナ・ラーション、シャルロッテ・ヘレカント
テノール:ブルクハルト・フリッツ
バリトン:ブライアン・マリガン
バス:アレクサンダー・ヴィノグラードフ

合唱:べネズエラ国立青年合唱団
ロサンジェルス・フィルハーモニック
ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団
グスターボ・ドゥダメル(指揮)
収録:2012年2月18日 カラカス

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尚、ドゥダメルは2013年にはザルツブルグでシモン・ボリバル・オーケストラと一緒にマラ8を演奏していて、それはNHKでも放送された(私は未見です)んですが
その時の映像と、2012年のカラカスでのライブ映像が混同している情報もありました。
ザルツブルグ↓

(参考までにザルツブルグのキャスト)
ソプラノ:エミリー・マギー、ユリアーネ・パンゼ、アンナ・プロハスカ
アルト:イヴォンヌ・ネフ、ビルギット・レンメルト
テノール:クラウス・フロリアン・フォークト
バリトン:デトレフ・ロート
バス:クルト・リドル

合唱:“スペラール”聖歌隊、ザルツブルク音楽祭及び劇場児童合唱団、ベネズエラ・シモン・ボリバル国立ユース合唱団、ウィーン楽友協会合唱団
管弦楽:ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団
指揮:グスターボ・ドゥダメル
収録: 2013年7月24日ザルツブルク祝祭大劇場(オーストリア)

2014年9月現在、Grammophonから出ているBlu-ray,DVDは
カラカス(2012年)のライブ映像であって、
ザルツブルグ(2013年)の方ではありませんので、お間違えのないように。。。こちらもいずれ、商品化される可能性はあるのかな?

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とまあ、重箱の隅をつつくような話題はおしまいにして(笑)
冒頭のアイキャッチ画像にも使ったんですが、
2011年にLAで演奏会形式の「トゥーランドット」でご一緒しwith Gustavo Dudamel, 2011.July @ LAてたときの写真が
二人ともとても良い顔していると思います(^^)

どっちかというと二人とも童顔(笑)ですけど、
こうして見ると、仕事している大人の男の顔って素敵だな〜〜と思ったりするわけです(vv*)

ドゥダメルはマーラー同様、ショスタコーヴィチもよく振ってますけど、
まだ13番と14番は…やってない…ん、ですよ…ね・・;

ドゥダメルが懇意にしていそうで、13番&14番を両方歌える歌手さんって、他にあまり見ないような気がするんですが(笑)
もし録音する時にはソリストにヴィノグラードフ、選んで頂けると嬉しいなあ
ドゥダメルさん、是非宜しくお願いしますね

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