準備中のロール(エージェントより)

2月はアメリカ大陸を横断の合間に南米・カラカスへ出向いたり、フロリダでのお仕事を終えてすぐにコペンハーゲンにすっ飛んだりと、大忙しだったアレクサンドル・ヴィノグラードフですが、今月はオフ月間。4月下旬のサン・ディエゴでの「セビリアの理髪師」に向けて充電中…

さて、そんな時期ですので、私もフォローすることがあまりなく(笑) この間に旅行記をまとめたりとかすりゃあいいものを(^_^;)
柄にもないと敬遠していたTwitterを始めたりとか、音源の整理したりとか…で、気がついたら、3月も終わりに近づいているじゃありませんか^^;

そんな中、エージェントAskonas Holtのプロフを久々に覗いたら

《準備中のレパートリー》なんてものが掲載されてました。
せっかくなので、日本語に直してご紹介します。

私の自分勝手な期待度を込めた★と、コメントも付けてみました(笑)
私ホントにファンなの?!と言いたくなっちゃうけど、いやあ、好みがあるんだってばっ。

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ROLES UNDER PREPARATION
[red_box]Bartok Bluebard’s Castle title 
バルトーク:青髭公の城 タイトルロール ★★★★★
(きゃ~~~~~ しょっぱなから、いきなりハイテンションにならざるを得ないじゃないの~~(///▽/// 青髭、待ってたの!! これは今の段階での実現の可能性が、最も高いような気がする。その時には絶対、ライブで聴くわ!似合うこと間違いなし!)[/red_box]

Bellini:I Puritani Giorgio
ベッリーニ:清教徒 ジョルジオ ★
夢遊病の娘 La Sonambula Rodolfo
(ベッリーニは私の守備範囲外だからなーー;よくわからんというのが本音^^;)

Berlioz:Damnation de Faust Mephisto
ベルリオーズ:ファウストの劫罰 メフィスト ★★★
(数年前に話があったけども、見送ったやつね。ちょっと聴いてみたい♪)

Borodin:Prince Igor Title
ボロディン:イーゴリ公 タイトルロール ★★★★★
(大歓迎^^ かっこええだろうな~~~)

Donizetti:Lucrezia Borgia Don Alfonso
Anna Bolena King Henry
ドニゼッティ ルクレツィア・ボルジア ドン・アルフォンゾ
アンナ・ボレーナ ヘンリー王
(守備範囲外その2。そうかあ…)

Glinka:Ruslan and Lyudmla Ruslan
グリンカ:ルスランとリュドミラ ルスラン ★★★★
(あら、まだこれ歌ったことなかったのね^^; ミーシャに負けるな!!古巣ボリショイの怪しい演出でもオッケーよ)

[red_box]Mussorgsky:Boris Godunov title ★★★★★
ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフ タイトルロール
(待ってました!!これが一番嬉しいっv(≧∇≦)v ピーメンだけでいいとか言ってたけど、ダブリンでのサリエーリを聴いたら、彼のボリスのイメージが初めて湧きましたからねっ。ハート、★ともに10個捧げたいぐらいよ。あーでもピーメンもまた聴きたいな)[/red_box]

Offenbachles:Les Contes d’Hoffmann 4 Villains
オッフェンバック ホフマン物語 悪魔四役 ★★★
(高音域を要求される役だし、少し心配(^^;))

[red_box]Wagner:Tristan un Isolde König Marke ★★★★★
Lohengrin König Heinrich ★★★★★
Tannhäuser Hermann ★★★★★
Die Meistesinger Pogner ★★★★★
ワーグナー トリスタンとイゾルデ マルケ王
ローエングリン ハインリヒ王
タンホイザー 領主ヘルマン
マイスタージンガー ポーグナー親方

(やった~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!ほんと、ホント?!
ばんざーい!ヽ(▽ ̄ )乂(  ̄▽)ノ ばんざーい!
最近ワーグナー熱も冷めて来てたけど、この4つを歌ってくれるんだったら、またワーグナーの為に旅程練ってもいいわ~~~~~~~~~~~~
この中で、いっちばん彼に合っていると、ずーっと思ってきたのは、ポーグナー親方。エレガントバスボイスが、リッチな親方の雰囲気を醸し出すはず!)[/red_box]

Rossini:Mosè in Egitto title ★
ロッシーニ:エジプトのモーゼ(だっけ?)タイトルロール
(ううう…守備範囲その3.う~ん、う=====ん。。。)

Massenet Thais
マスネ:タイース(の、何を?) ★★★
マスネなら、ドン・キショットは~~? でもマスネの耳触りのよい音楽は意外に私のツボだったので、ちょっと楽しみ♪
⇒「パレモン(修道士の長老。アタナエルにお説教する役)ではないですか?」としまさんがツィッターで教えて下さいました。多分そうなんでしょう^^; 楽しみになってきました(笑))

Delibes Lakme (の、何を?)★★★
ドリーブ:ラクメ
(ファン・ダムがラクメの父ちゃん、ニカランタ僧という役を歌っているCDがあるみたいだから、多分それだな。お坊さんなら無条件でオッケーよ)

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如何でしょ?なかなか幅広く準備中のようで(笑)

フランスものに関しては、意外とワタシ、適性があるみたいなのでv(o ̄∇ ̄o) ♪
これから私のレパートリーも、自然と増えるでしょう。楽しみ~~
(カルメンもロメ・ジュリも、ドン・キショットも気に入っちゃったもんねっ。ファウストは、いえ、その…ああもう、これはいつか、スカラ座で歌ってくれるのを待っているの、ウフフ)

しかーし!!
やっぱり青髭と、ロシア物とワーグナー(と坊さん)は、条件反射的に嬉しいわん♪♪♪ (サガ・・;)
ワーグナーは、やっぱり来年のワーグナーイヤーで、あちこちで上演が増えるから、それに合わせて…ということなのかしら。もしこの中で、どれか一つでも来シーズン歌ってくれるならば、それに合わせて遠征計画を立てたいなぁ。

この「準備中」一覧に、フィリッポ2世が入ってないのは、まだだいぶ時間がかかる・・・ってことなのかな。グルネマンツもいずれ歌いたい。。。って、前に話していたんですけどね;;

それと「ホヴァーンシチナ」の諸役が入ってないのも、ちょっと寂しい(・・;
(オックス男爵も…い、いや、これは完全に私の願望(笑))

尤も「レパートリー」の中に、まだ舞台で歌っていないはずのアッティラ(脱ぐのか?)のタイトルロールとか、エルナーニ(ブンチャッチャ!)のシルヴァとかも含まれているので、この辺りは数年のうちには、舞台で聴けるんじゃないかしら。
これは多分「もう準備は出来ているよ」という意味だとも、思うのよね。

同様にまだ舞台では歌っていない、DGのタイトルロールもリストに入ってるので(笑)

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私は彼に、彼の持ち味(荘重で、コントロールをよく効かせてフレーズにドラマと命を吹き込むような、喋るような丁寧な歌い回し)を生かした作品で、一番頑張って欲しいと思っているの。

「これは、彼以外の人でも適した人がいるんじゃないかな…」と(私が^^;)思う作品も、彼が歌ったら、また別の側面が見えてくるかもしれないけれど、やっぱり
「これはヴィノグラードフでないとね^^!」という感じが欲しいの。

さー。
いつ、どこで、このリストの中からいくつ、これらの役を実際に歌うことになることやら。
オケもののほうも、色々あるだろうし!

これまでに発表された、欧米の主要劇場にはまだ、名前が一つも出てないので^^;
皆さんがご自身のゴヒイキさんの予定を見てキャッキャと仰っているのを、ちょっと寂しい気持ちで眺めていたんですが(笑)

「予定は未定」とはいえ、こんなにたくさん準備してるんだ~~頑張ってるじゃん!!
じゃあ、いつか絶対、聴けるよねっ。
って、なんだか先の道筋が見えてきて、すーっと気持ちが楽になったことと
やっぱり、予定を見るとウキウキしますね(*^_^*)

RTEとブリバエフと一緒にまた仕事する時には、万難を排してでも再びダブリン行きも、決行したいしな~~~「バビ・ヤール」か「死の歌と踊り」若しくは「青髭のコンサート形式」なら、絶対に行かなくちゃ。

あ~~忙しい。けど、こーいうことを考えている時が、二番目に幸せ。
一番目はもっちろん、実演で!目の前数メートル!でダイレクトに!
声のシャワーを浴びて耽溺している時だもーん キャァ♪~~(/≧∇)/\(∇≦\)~~キャァ♪

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