せっかく日本に来てくれたのですから、日本の観客として(笑)何か思い出に残るものをプレゼントしたいなぁ~~~[E:present]と思いついたのが、スクラップブック。
開演前、休憩中のロビーの雰囲気とかって、多分舞台に出ている歌手サイドでは、意外とわかりにくいでしょ?
(ま、観客として劇場に行くこともあるでしょうけど、新国には新国の雰囲気がありますし)
そういう雰囲気が、少しでも伝わるように+せっかくなので、日本のファン(笑)からの声も集めてみよう…と、今回私とご一緒して下さった&ステージドアで声をかけて下さった方々に、無理やりお願いして(笑)彼に一言[E:pencil]書いて頂きました。
快く書いて下さった方々、本当にありがとうございました。
少しですが、こんな感じヨ…ということで、中身を紹介しておきますね。あんまり、レイアウトとか上手じゃないんですけど。。。
「注釈つけるので、日本語でいいですからっ」と言っておきながら、結局出来ませんでした…ごめんなさい(^^ゞ
でも、こういうのは気持ちの問題。今回の皆様の文字の雰囲気から(笑)きっと彼は、このメッセージが、自分に対して好意的なものだということは、わかるはずです[E:wink]
後半の方は、舞台写真をレイアウトしたり、私のブログの特設ゲストブックに集まった声や、私の感想をプリントアウトして、貼りつけたりとかして、なんとかページをほぼ埋めて、《フィガロの結婚》千秋楽が終わった後、彼に押しつけて ⇒ プレゼントしてきました。
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今回使ったノートは、日本の文房具の老舗「ミドリ」の「トラベラーズノート」。
どんなノートを使って作ろうか考えつつ、銀座の伊東屋に行って、目にとまったのがこのノートでした。
このノートの利点は、革カバーとノートが別個になっていて、レフィルが差し替え可能なこと。
つまり、もし彼がカバーを気に入ってくれたら、今回私が作ったスクラップブックは取り外して、中身を差し替えて、本人が好きなノートとして使ってもらうことも可能[E:scissors]
ちょっと大きさがイレギュラーなので(たたんだ状態だと、A4用紙を横向きにして三つ折りにしたくらいの大きさ)ちょっとした紙とか挟んでもいいですしね(^.^)b
ということで、500円払って[E:dollar]革カバーに彼の名前(A.Vinogradov)を入れてもらって、レフィルのサンプルを試しに一つ、付けておきました。あとは、彼次第です(笑)
そして、スクラップブックの中身に利用した写真は、私の大好きなかわゆい「ましかく写真」 fotofoo.comさんで注文できます。
今回は急いでいたので、宅急便指定にしたら、お願いした翌日に届きました。
(急がない時はメール便で送ってもらえるので、送料も安く済みます)
ポラ風に現像してもらったものには、ペンで簡単に注釈をつけておきました。へへへ、私のカメラに収まっていた、お友達数名の写真も貼り付けちゃったので[E:bleah]
この写真のサイズが、トラベラーズノートの真っ白なリフィルに、ドンピシャで収まったので[E:scissors]一人勝手にご満悦していた私です(^^ゞ
あの日も楽屋口が混んでいて、バタバタした中で、とりあえず簡単な使い方を説明しつつ渡してきましたが、とても喜んでくれてた…と思いますf(^^;
ご協力して下さった方々、ありがとうございました!!!
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あとはまあ…個人的にとても嬉しかったのは《実践ロシア語》がほんの少しですが、出来たこと( ̄ー ̄)ニヤリ
ヴァラリン、毎公演ごとに、彼に手書きのカードを渡してますが、今回はロシア語でチャレンジ!
初日の前々日に(遅すぎですw)私のロシア語の先生にメールで「これでいいですかっ?」と確認して、直してもらったりして、頑張って筆記体で書いたのですよ[E:scissors]
(初日だけはオールロシア語で、後は英語を交えて書きました)
そしたら
「ビックリした。すっごく、上手に書けてるし、君のロシア語は完璧だよ。筆記体は僕たちでも難しいのに…」
「いやー、文章は私の先生に直してもらったから…」
「でも字がすごく綺麗だ」(字だけ?(笑))
「2か月かけて、アルファベットの練習したのよ」
「…2か月?! 僕の今回のリハーサルよりも、うんと長いな(笑)」
…(///▽/// ヴァラリン、頑張った甲斐があったわっ[E:happy02]
ロシア語の筆記体って、ミミズが這ったみたいなへんてこりんな文字で、文字と文字の切れ目がよくわからなくって、
「これ、ロシア人ってホントに読めるの???」
とか思ってたんですけどね、ホントに読めるんだ(笑)
でも褒めてもらえて嬉しかったなぁ~♪ちょぴっとだけ会話にもチャレンジしたけど、一応通じたし[E:happy01]
…はい、もうモチベーションが思いっきり上がりましたですf(^^;
先生にもさっそく報告したら
「ヴァラリンさんの筆記体はすごく綺麗だから、先方も驚かれたんでしょうね。スジもいいし(笑)応援している歌手さんの母国語で気持ちを伝えることが出来るって、とてもステキなことですよね。そんな体験が出来るのがちょっと羨ましいわぁ」
と言ってもらえました。
さあさあ、後期の授業も頑張らなくちゃだ[E:smile]
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最初に彼から「また日本に行くから」と聞いたのは、実は2年前のロンドンで、でした。その時にはまだ、何を歌うのかはナイショだったんですが、フィガロを歌うと聞いたのが、その半年後くらいでしたっけ。
本当に嬉しくて、ずーっと楽しみにしていたのは事実。
もう少し、素直に笑って楽しめれば、もっとよかったんですけど[E:smile]
非常にタイトなスケジュールの中、頑張って4回タイトルロールを無事に勤めてくれた彼には、感謝してます[E:confident]
そして、最後にとても嬉しいことを言ってくれました。
今でも彼にとって、新国立劇場は世界一歌いやすい劇場…とのこと。
このことは前からしきりに言ってたんですが、あの頃に比べると、彼も色々な劇場や音楽祭で歌うことが増えましたし、今はどうなのかなぁ?と思ってたんですけどね。
思わず
「今も…なの?」(←この時stillという単語がどうしても出てこなくて、思い余って日本語で聞き返してしまった)
「え?イマモ…??」
「えーっとね、えーっと…」
「…still」
…彼にこの気持ちがある限り、また(呼んでもらえれば^^;)喜んで新国にやってくることでしょう。その日を楽しみに待ってます。
最後になりましたが、来て下さった方、遠くから応援して下さった方、そして上演中このブログやHPに訪問して下さった方、全ての方に感謝してます。ありがとうございました。
今回の公演で、アレクサンダー・ヴィノグラードフのことをもう少し知りたいな、また聴きたいな…と思って下さったならば、時々はこのブログやファンサイトを、覗いてみて下されば、私にとって最高の幸せです。
長かったようで短かった10日間。やたらと「疲れた」を連発していますけど(笑)
でも…きっと幸せ、なんです。でも今はまだ、幸せを実感できる(=受け入れる)余裕がないみたい[E:coldsweats01]
暫く、のんびり過ごします…って、29日からカルメン@スカラ座デビュー!じゃんね[E:bleah]
もう~~~~~歌う本人が一番大変なのはわ・か・っ・て・るけど、ファンもゆっくり休ませて欲しいわ[E:coldsweats01]