ロシア歌曲2種(チャイコフスキーとラフマニノフより)

前にも取り上げたことのあるロシア歌曲たちですが、再掲します。

音楽が癒してくれる…という言葉すら、受け入れられない気分の時もまだありますが、最終的には原点に戻って、彼の歌が一番のオクスリ…というところかしら。。。ありがとう[E:confident]

*Средь шумного бала
(チャイコフスキー 騒がしい舞踏会の中で:Amid the Din of the Ball )op38/3

さすがの私も(笑)ショスタコーヴィチよりも、今はやはりチャイコの甘いメロディを求めている…んでしょう。
これを歌ってくれていたクリップがあってよかった。本当にそう思います。

恋の歌でも、ホント、あっさりしているんですが^^; でも、彼の暖かみのある声が、こういうメロディに乗っかると、それだけで涙腺を刺激するのですよ。

*Всё отнял у меня
(ラフマニノフ 全てを奪われた: He took all from me) op26/2

アップした時にも書きましたが、非常に短い曲ですが、内容は深遠、難解な作品です。
リンク先の梅丘歌曲さまの解説にも書いてありますが、最後の「お前」("тебя"「お前=ты」が格変化した形)の解釈ですが、実はロシア語では、神そのものへの呼びかけもтыという、親称になります。

そのため自分にとって大切な誰か(恋人など)なのか、それとも「神」に対する祈る力のことなのか、解釈が分かれるところですが、最後にはやはり、祈る力…かもしれません。

宗教の枠を超えた所の「祈り」は、窮地に置かれた人間にとって、魂の救済でもありますし、「君の為に祈っているよ」という言葉もまた、それが大切な人からの言葉であればあるほど、深く心に刻まれますもの。

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さて、今日は久しぶりのロシア語教室です。新学期に入るので、また頑張りたいと思います^^;
3月の終わりに、一度補習がありましたが、心境的に全然ダメダメ状態の時でしたから、結局まるまる一か月ほど、完全に棒に振ってしまいました。テキストすら、ロクに開いてないし…

本当は5月末に、ロシア語検定4級を受けようかと考えていたんですが、もともとタイトスケジュールで
「それまでに出題範囲が、全部は終わらないから、詰めてやらないと、ちょっと厳しいかも[E:catface]」

って先生に言われてましたからねぇ。。。

残念だけど、今回はパスかなぁ。秋に3級とダブル受験する手もあるし、まあ、焦らずにぼちぼち頑張ります。このクリップたちに、自分で解釈した訳をつけるという、ささやかな夢に向かって(笑)

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