Look ahead Alexander’s 2016 & 2 big news :)))

Jump!!!
* The first half of 2016 *
* 1st News *
* 2nd News *

Happy new year, 2016! Hope the joy, happiness for everyone :)))
ぎりぎり松の内に間に合いそう?!今年もどうぞ宜しくお願いします。

2015年はフィリッポ・デビューをはじめ、充実した舞台をたくさん届けてくれたアレクサンドル・ヴィノグラードフ。
2016年もさっそく、大きなニュースが飛び込んできましたが、まずは今後の予定です。

* Look ahead the Alexander’s 1st half of 2016

・Jan,12 : Théâtre des Champs-Elysées(TCE) ,Paris (Gounod, Berlioz, Bizet)

2016年のオープニングはパリ・シャンゼリゼ劇場でのコンサート。グノー&ベルリオーズのダブル悪魔(笑)のアリアと、トレアドールを歌うとのこと。
指揮はナタリー・シュトゥットマン。女性指揮者とご一緒するのは、もしかしたら初めて・・かな?
フランス語に難点がある(と言われることが多かった)彼が、フランスでフランスもののアリアを歌う・・という、なんともチャレンジャーな企画で、
私は「聴きに行きたい」というよりもむしろ「物陰からこっそり様子を伺いたい」んですが・・(変態・・;)

Jan 30, Feb 4,7,13 and 21 :Gounod:Faust (Mephistopheles) @ Aalto-Musiktheater,Essen

ドイツ・エッセンでの「ファウスト」のメフィストフェレス。大きな役の中では比較的早い時期から歌い始めていて、今回が6個目のプロダクションになります。
彼がドイツの劇場に出演するのは珍しいですし、”Opernglas”のインタビューを読んで、聴きに(観に)行ってくださる方が増えるといいんですけどね。

Mar. 8,11,15 and 20 : Verdi:Luisa Miller (Il conte di Walter) @ Hamburgische Staatsoper

エッセンに引き続きハンブルクでの「ルイザ・ミラー」のヴァルター伯爵。ハンブルクは昨年秋に1日だけエスカミーリョの緊急登板で出演しましたが、ほんとはこの公演が劇場デビューになったはず。
このところ、彼のヴェルディでの充実した歌唱には目を見張るものがありますし、いい公演になるんじゃないかな・・タイトルロールのルイザは、2011年スカラ座での「ロメジュリ」でご一緒した、ニーノ・マチャイゼ。

Mar.26,31, Apr.2,7,10 and 14 : Bizet:Carmen (Escamillo) @ Opernhaus Zürich

「またカルメン・・またエスカミーリョ・・」と言いたい気持ちはぐっとこらえて(笑)
2014年7月に出た時と同じプロダクションかな。まあもう鉄板なのでw

May 11,13,15 and 18 : Donizetti:Lucia di Lammermoor (Raimondo Bidebent) @ Teatro Regio di Torino

2013−14にかけて、専属契約したの?!と思うぐらい^^;固めて出演していたトリノ・レッジョ劇場に再び出演。ライモンドはたぶん、ボリショイ劇場の専属時代に歌って以来、久しぶりじゃないかなあ?
演出は昨年夏に物議を醸したROHでの「ギョーム・テル」でのミキエレット。今度はどういう舞台になることやら・・
これは多分、ラジオ放送もあるでしょうから楽しみです(その前にベルカントオペラの克服が課題・・;)

June 15,17,18 : Israel Philharmonic Orchestra Rachmaninov : The Bells

いちおうこれが今シーズン最後の公演かな?イスラエルでラフマニノフの「鐘」をヴァシリー・ペトレンコとご一緒します。
イスラエル・フィルとの共演は2014年のNHKホールでのベジャール第九以来、
ヴァシリー様との共演も久しぶり。評判の良い彼の「鐘」での歌唱ですから、そろそろCD入れてくれないかなあ・・この公演、録音してほしい(笑)

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* 1st News : Alexander Vinogradov features in major BBC documentary on Rachmaninov

From his agent, Askonas Holt

(To read more detail, please visit his agent, Askonas Holt. Thanks,!!!)

BBCが昨年秋にラフマニノフのドキュメンタリーを製作し,この番組の中で、ヴィノグラードフがラフマニノフの歌曲「運命」を歌っています。
(ROHでの「カルメン」出演中に収録したとのこと)
番組は元旦にUKのBBC4で放送され、BBCのアーカイブでも見られると楽しみにしていたのですが、UKonlyとのことでがっくりしていたんですが、
親切な方が〜〜!ありがとう〜〜!!!
(削除されてしまったようです・・残念💦)

ヴィノグラードフが出るのは、1時間弱の番組中、15:12s-18:00sあたりまで💦
「運命」のサワリ&2012年に収録したラフマニノフの歌曲集でもご一緒した、ピアノ伴奏のイアン・バーンサイド氏とのおしゃべりシーン、その後ナビゲーターのおしゃべりのあと、「運命」のエンディング部分と再びバーンサイド氏とのおしゃべりを収録。彼の歌声と地声が一度に聴ける、なんとも美味しい企画です(違^^;)
(ハイライト作っちゃったw)

ラフマニノフの「運命」は彼のおハコで、本人もたいそう好きで、学生時代から好んで歌ってます。2009年のモスクワでのリサイタル、2012年のCDと今回の映像。この歌を歌っているところを初めて観ることができましたが、いい表情してる〜〜💕と見惚れて(聞き惚れて)しまいます(へへへ)
もし日本でリサイタルを開いてくれたら、これ絶対歌って欲しい!

番組全体もとても興味深いものですので、ラフマニノフに興味のある方はぜひ、ご覧になってみてくださいね。

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* 2nd News : Alexander Vinogradov on front cover of “Das Opernglas”

((To read more detail, please visit his agent Askonas Holt. Thanks,too!!!)

なーんと!ドイツのオペラ雑誌”Das Opernglas”のインタビューを受け、2016年1月号の表紙を飾っています(///▽///
オペルングラスに登場するのは2004年6月号以来、実に12年ぶり。
この雑誌のインタビュー記事には2種類あり、メインのDas Interviewの他にDas Porträtという、見開き2ページのインタビューもあるんですが、2004年はDas Porträtの方でした。
(いまでも3.5ユーロ払うと、ネット上でテキストアーカイブは読めるんですね・・)

今回はメインのDas Interview。エージェント”Askonas Holt”のニュース記事によれば、彼のこの11年間のキャリア形成にフォーカスを当てつつ、正しいレパートリーの選択の重要性、若い歌手たちがコンクールで歌うこと、伝統的演出vs現代的演出、そして家族と自分のキャリアとのバランスについてなど、5ページにわたる長文インタビューだそうです。

この数年間、ドイツ語圏での仕事(特にオペラでは)をほとんどしてこなかったヴィノグラードフですが、今年の前半はドイツでの仕事が集中してますし、その宣伝にもなると思います。

今回のニュースはツイッター経由で教えていただいたのですが、さっそく在独の友人に「ほんとに本屋においてあるかどうか見てきて欲しい」と連絡したところ・・・

ああ〜〜〜〜っ、なんと私は素晴らしい友人に恵まれていることでしょ(///▽///
嬉しいことです。
今回、12月のバレンシアでの「マクベス」のバンコーで出演中にインタビューを受けていたそうでして、その「マクベス」のレビューも掲載されているそうですし、まずは雑誌を早く手にとって見たいです。

しかしこんなに充実した内容ならば、私も少しでも頑張って自力で読む努力をしないといけません(笑)

インタビューでフィーチャーされている、まさにその「11年間」こそ、「私も彼を見つめ続けた11年間」でもあります。
私が彼を知った時期の半年前にインタビューが行われていたことを、当時ブログのコメント欄経由で教えていただいて、雑誌を取り寄せて(訳も頂いて^^;)
それを読んで「ああ、自分が一度だけ聴いた歌の印象と、彼の人柄が一致するなあ・・」と感激して、ファンサイトを作ったきっかけにもなったので(^^)

いろんな意味で懐かしく、そしてとても大きな意味のある今回のインタビュー&表紙に載ったことがどれほど嬉しいことか、皆さんの想像に難くないと思います。

2016年も、アレクサンドル・ヴィノグラードフのさらなる充実した舞台を楽しみにしていますし、いいニュースをたくさんお届けできるように頑張ってほしいです。
今年もどうぞ、宜しくお願いします。

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