P.ジョルダン指揮ウィーン交響楽団「グラゴル・ミサ」放送録音

★放送はMacのアプリ”snowtape“を使って録音したのですが、パソコンから聞こえる音声はよどみなく流れているのに、
ファイルが19,20秒単位でぶちぶちの細切れになってしまいました;;
ちまちまと結合させようかな〜とも思いましたが、45分足らずの曲ですので、アーカイブを流して再録音。そこそこ良い音声で撮れたので、よしとしました。

グラゴルミサ、初めて聴いたんですが、いや〜〜好みの曲ですわ
ショスタコの「マクベス夫人」聴いているみたいなとことか、時々聞こえてくる和な感じの旋律とか・・スラブバンザイ的な曲調、いいですねえ。

そうそう、ヤナーチェクはいっとき「イエヌーファ」に嵌っていたことを思い出しました。
土臭い中に見え隠れするロマンティックな郷愁感、寂寥感アリアリなところ、こういう音楽が好きなんですわ。。。

スラブ系と言えば6月に放送されたドヴォルザークのスタバト・マーテルも良かったけど、こっちの方がより好み。

P.ジョルダンは私が今更言うまでもなく、若手指揮者の中でも人気がありますが、
実は私、実演に3度当たっているのですが(オペラで2回、直近は2013年5月のパリでのショスタコ13番
実演を含め、映像で見てもオペラではどうも相性が悪く・・;

・・で、心配してたんですけど(何を?)今回初めて素直に「いいじゃん!」と思った次第です^^;

(刷り込みナシで初めて聴いた曲だったからかもしれません〜〜^^;)

彼のアクセントの弱さが、ともすれば「ぬるい」と感じてしまうんですが、
今回は冒頭からバシ、バシ、バシッと鳴らすし切れもいい。こういう側面も持った人なんですね。素直に引き込まれました。

今回、ウィーン交響楽団の首席指揮者就任記念コンサートとのことでしたが、パリ管よりこっちのほうが
彼と合っているかも。抱き合わせのシューベルトの交響曲1番も良く揃っていて良かったですし。音楽に力と躍動感がありました。

そういうわけで、初めてのグラゴルミサ、とてもドキドキしながら楽しく聴けたんですが(オルガンもかっこ良かったぞよ)
難点を2つ。

一つはバスのパートが少ない! これは演奏というよりも、ヤナーチェク先生に訴えたい(笑)
テノールの歌う比率、多くないですか? バスもいい旋律を与えられているんですが、テノールよりも俄然少なくて悲しかったです
(バスの出番は23分過ぎにやっと・・ですもの;;)

もう一つは、ソプラノとメゾの女声の声の聴き分けがとても困難で、どっちが歌っているのか、判断しづらかったこと。。。
ソプラノのメルベートは新国立劇場「ローエングリン」でのエルザ、プルデンスカヤは今年5月にベルリンでの「ドン・カルロ」のエボリ姫を聴いてますけど、同じような声質なのかしらん?特に今回はどの楽章でどのパートが歌っている・・とかいう事前情報が一切なかったので、比較のしようがなかった・・ってのもあるのかもしれませんが。

ヴィノグラードフの歌唱は、こういう民族色の強い曲調はお手の物ですし。
テノールとの掛け合いのところで、声量で負けそ〜〜!になったと思ったら、次に出て来る所ではスカッと決めてくれたり。
それに単純に、スラブな旋律にはこの声が不思議とぴたっと来るのですよねえ。

いくらテナーがたくさん素敵な旋律を歌って下さっても、胸の奥がキュッと締め付けられるような感覚は齎してくれませんし^^;

ともあれ、作品そのものに興味が出て来たので、色々他の演奏も聴き比べてみたいと思います〜
ググってみたら、数年前にN響で取り上げていたんですね。その時のバスはミハイル・ペトレンコだったそうで。
うううううううう〜〜〜これ、もう一度取り上げてくれないかなあ〜〜そしたらN○Kホールにも喜んで行くぞよ(笑)

Twitterでも繰り返し呟いてますが、ORFでアーカイブを聴くことができます。19日まで。

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シューベルト 交響曲1番
ヤナーチェク「グラゴル・ミサ」
フィリップ・ジョルダン指揮
ウィーン交響楽団(P.ジョルダン首席就任記念コンサート)

合唱:ウィーン・ジングアカデミー合唱団
ソプラノ:リカルダ・メルベルト
メゾソプラノ:マリーナ・プルデンスカヤ
テノール:トルステン・ケルル
バス:アレクサンダー・ヴィノグラードフ
オルガン: Robert Kovács
2014年10月3日 ウィーン・コンツェルトハウスのライブ収録をORFにて10/12に放送。

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