120127 モーツァルト・レクイエム@アイルランド国立コンサートホール

前半の「モツサリ」では、もう、いつ涙がこぼれてもおかしくない状態だったんですが、何しろ前後左右の席がキチキチで、さらに、両隣とも大柄な方だったので

「こ…ここで号泣するわけにはいかない^^;」

と、ぐっとこらえていました。
休憩になったら、きっと両隣とも外に出るでしょうから、そしたらしみじみと泣こう…と思ってたのにこんな時に限って、両隣とも、動かないーー;

仕方がないので、根負けして(笑)
ロビーに行って、頭を冷やすことに。

それにしても、ワタシがコンサートの約ひと月前にチケットを買ったときには
「やっぱり、演目が演目だからあんまり売れ行き良くないのかなーー;」
という状態だったのに、結局最後には売り切れ。

リムスキー=コルサコフの名前すら、知らないような観客もけっこういたんじゃないかと推察していたんですけど、観客の熱気も凄い。
ベルリンや、ミラノのようなクラシック音楽大国とは確実に違う雰囲気だけど、ごった返すロビーに身を置いていると、自分がどこにいるのか、わからなくなってきたり(笑)

その場の雰囲気をカメラに収めて…とか、すればいいものを^^;
この日の私に、とてもそのような余裕はなく、あとで「しまった、あんなにボケーっと突っ立っていたんだったら、写真でも撮っておけばよかったと、後の祭りでした。。。
(まあ、雰囲気がそういう感じではなかった!というのも、あるんですけど)

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で、後半の「レクイエム」
こちらも、感想を書き終わるまではアーカイブを聴くまいと思って、まだ聴いてません。よって、その時の印象のみ…の、感想です。

しかーし!前半の「モツサリ」で、私の集中力は半ば、振り切れてしまった感もあって
「モツレク」に関しては、殆どおまけ感覚で聴いていたような…

今回は女性陣も加わり、多少、譜面台の位置がずれましたけど、ポジション的にはちょうどいい感じ。ソリストで一番近くに見えたのは、彼でしたから^^

実は「モツレク」も、今回のコンサートに合わせて、やっと真面目に聴き始めた作品ですので、それこそヴェルレクほどは、聴き込んでいないのです。
ヴェルレクの方が、ソリストの聞かせどころが多い気がするというか、モツレクは合唱の方が比率が高いですよね。
曲調的にも、ヴェルレクの方が、私好みかな。。。いえもちろん、モツレクも素敵な曲ですけどね。

で、バスの活躍箇所だけは、だいたい押えておきました。
そして、彼が歌っている時は、ちゃんと目も見開いて、歌もちゃんと聴きました。

(ホントに私、何をしにコンサートへ行っているのでしょう…(-_-;))

以前パルマでのヴェルレクを聴いた時には、感情過多に振れ気味な感じで、昔バイエルンとルツェルンでの放送録音を聴いた時のような「抑えた感」が薄まった感じがあり、
身体の動きにもそれが出ていて、意外に思ったんですが

今回は身体の重心もびしっと決めて、しゃんと(笑) してましたし、前半の「モツサリ」の熱さをそのまま引きずるのではなく、ちゃんと切り替えて、宗教曲らしく、穏やかに抑え気味に歌っていたのが、印象的でした。
低音もよく響いていたなぁ、あの晩は(*^_^*)

実はテノールのPaul McManara が、一人だけ譜面台を使わない人で
(「モツサリ」の時は、使ってたんですけどねぇ)
ちょうど、子供が賞状を受け取る時みたいな感じで、腕をまっすぐ前に出して、楽譜を持っているのはいいんですけど、

歌う度に、それが上下に揺れるので、そっちの動きが目に入って(私の)気が散って
(いや、入らないように彼だけ見ているつもりでも、すぐお隣にいらっしゃるから、どうしても視界に入ってくるのヨ^^;)
それがけっこう可笑しくて、
危うく私の「笑い上戸スイッチ」が入ってしまう寸前でした(^_^;)
(あそこでもし笑い出してたら、号泣する以上に周囲に迷惑だと思う…^^;)

ちょっぴり残念だったのは、やっぱりオケと合唱が、もう少し上手だったら…というか、
ブリバエフの指揮は、多少荒っぽいところもあったけど、適切だったと思います。
でも彼の要求に、オケがついてこれないところが少しあったこと、
合唱にはもう少し、陰りがあると良かったかな…と思いました。でも、オケも合唱も、一生懸命頑張っている!という感じが、好ましかったです。

彼以外のソリストも、まずまず。またアーカイブを聴き直してみると、新しい発見があるかな…と思います。

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RTÉ Philharmonic Choir(chorus master Mark Hindley) and RTÉ National Symphony Orchestra conducted by Alan Buribayev
Regina Nathan, soprano:
Anna Stephany, alto:
Paul McNamara, tenor:
Alexander Vinogradov, bass:
Mozart: Requiem Mass in D minor

絶対「バビ・ヤール」と「死の歌と踊り」 近いうちに、二人でやってね!!!

さてこの記事で、今回の旅行で聴いてきたコンサートの感想は終わりです。
今後はこちらでは、彼のオシゴトのフォローをしつつ、旅行のあれこれは、雑談ブログにまとめていこうと思ってます。
彼も、ドゥダメルとのマーラープロジェクトとか、フロリダでの「ロメジュリ」とかで、忙しくしてますからねっ。

2 thoughts on “120127 モーツァルト・レクイエム@アイルランド国立コンサートホール

  1. galahad

    私モツレク好き。
    テノール氏、なぜ
    >子供が賞状を受け取る時みたいな感じで、腕をまっすぐ前に出して、楽譜を持っている
    状態だったんでしょう? それは笑えます。腕が疲れるだろうに。
    このモツレク変わった演奏ですね。若々しいテンポとデュナーミクが独特で新鮮。ヴィノさんの低音は文鎮みたいに聴こえます(ぴしっと安定しているということです)。 荒っぽいかもしれないけど、私はかなり好きな演奏スタイルだな~。
    『モーツァルトとサリエリ』も素晴らしい演奏だったし、本当に素敵なコンサートでヴァラリンさん馳せ参じた甲斐がありましたね!

  2. ヴァランシエンヌ

    galahadさん:

    いつも、周囲がドン引きするくらい、私が熱く語り過ぎるきらいのある音源^^;もちゃんと聴いて下さって、ありがとうございますm(__)m

    >>テノール氏

    そうなんですよ^^; もしgalahadさんとご一緒してたら、絶対に噴き出してましたよ。。。

    譜面台が3つしかないので「おや?」と思ったんですけど、よもやあのようなスタイルで楽譜をお持ちになるとは思いませんでした。
    しかも、隣のヴィノさんとの間隔も、決して広くはなかったので、彼も気になったんじゃないかなぁ???とも思ったり。

    >文鎮

    (笑)(笑)(笑)
    ソロの所ももちろん良かったんですけど、重唱部はほんと、そういう感じだったかも。

    やー、録音はしたんですけど、実はまだこっちは聴き直してないんですよ^^;
    アーカイブが機能しているうちに、そっちからももう一度聴き直しておきたいし(何度聴いても同じだっつーの^^;)
    不備があるといかんので、録音したファイルも、とっとと聴き直しておかないといけないのですがねぇ。

    >本当に素敵なコンサートでヴァラリンさん馳せ参じた甲斐がありましたね!

    はい(*^_^*)

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