そして、アーカイブを聴き直してみたの…

「モーツァルトとサリエリ」@アイルランド国立コンサートホールの、ライブ音源アーカイブは⇒⇒⇒
2月24日まで。

サウンドカードを買ったまま放置していたのを思い出し、こういった技術にお詳しい方からカードの使い方を懇切丁寧に教えて頂き、ようやっと今のVistaで録音する術をマスターし、このコンサートの録音ができたので、ファイルを聴き直してます。
お忙しい中教えて下さった方、本当にありがとうございましたm(__)m

彼がこんなに役に没入しているのって、ホントに滅多にないと思うの。言葉の一つ一つを、ものすっごっく、丁寧に歌っているのに、熱いの。
録音してみて驚いたのが,この作品、今まで聴いた音源はだいたい通常40分ぐらいはかかっていたと思うんですが、この晩の演奏はなんと、35分切ってる。。。

そんなに早かったの?!と、びっくりしてます。

色んな国の、色んな言語の作品を歌ってくれるのは、もちろん嬉しい。
でも「ロシア人だから」って枠に嵌めこんではいけないわ、と思いながらも、私はずーっと、彼のロシア語歌唱を強力に推奨してきたんですが、それがファンサイトの管理人として良かったのかどうか、彼の応援という観点からも、良かったのかどうか、わかりません。
もっと軽めの役、メジャーなオペラや作品を歌う時に、ちゃんとフォローしてあげたほうが、うんと良かったのかも…とも、思います。

でも、私のアンテナは、何度修正しても、こっちに向いてしまう。

「彼の声は録音だと真価がわからない」とも言われるけど、そんなこと以前に、この「しゃべるように美しい」ロシア語のフレーズの処理、
そして緻密且つ、心のこもった、熱い表現を聴くだけで、彼がどういう歌手かというのが、いやというほどわかると思います。こういう役ではホントに、真価を発揮すると思います。

そして私は、この彼の渾身の歌唱を、その場で共有できたこと、彼の熱気を全身で感じて、彼を一瞬たりとも逃さずに見つめ、一音たりとも聴き逃すまいと、全身で彼を感じられたことが、何よりも嬉しい。

私の拙い文章力では、この価値が伝えきれないのが、本当にもどかしい。
イカレた愚かな女の戯言だけど、そんな愚かさを持ち合わせた自分が、彼と同じぐらいに愛しいと思うし、あの場に自分が居合わせたことは、本当に幸せだと思う。

このアーカイブで聴けるのは、残り一週間、2月24日までです。
⇒⇒⇒

Translate »
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。