101016 ハラハラ ⇒ 怒りのち晴れ、そして涙…のフィガロの結婚@新国立劇場 3回目

おおっ、検索フレーズランキングのトップが[E:shine]
(夢にまで見たこの日…ウソウソ)

ええと、まず最初にお断りしておきます。
コメ&メール、ありがとうございます。明日お返事しますね。どうしてもこっちを今日中に上げておきたいので。

本日ご一緒して下さった方々、また楽屋口でお会いした方々、ありがとうございました。本日も皆様に多大なご迷惑をおかけして、本当に失礼いたしました。

一日で、いえ、一つの作品の中で、感情の起伏がこれだけ変わった日も、これまでになかったと思います。

今日の前半は、これまでの3回の鑑賞中、最悪の出来だったと思います。
オケ?指揮がまた?!グダグダで、しかもそれが個々の歌手にまで波及したのか?!なんか、歌いにくそう&一人ずつ勝手に歌ってる感があって、ひたすら「やってます」な感じで、聴いているうちにハラハラ…を通り越し、

だんだんフラストレーションを感じ、挙句の果てに2幕幕切れの6重唱の揃わなさには、もう怒り心頭になってきて。

本日ご一緒した(ようやく復帰!)しまさんや、幕間でご一緒したkametaroさん、しまさんのお友達に、口々に

「ヴィノくん、いいじゃ~~~ん^^」

と言ってもらったにも関わらず

「…あんなもんじゃありません!!今日の彼は、良い時が100だとすると、30ぐらい(!)」

と、ツンデレを通り越して、クダをまく始末(^^; ああもう、ごめんなさい、皆様…
「そんなことないですよ~~」と、皆様が優しくなだめて下さっても、

ムカムカムカムカ…[E:angry]

このままだと、楽屋口でケンカを売りかねないほど私は怒っていて(←超シツレーなファン)
許さん、このままこういう平坦な、やる気なさそうな(ごめん^^;)演奏を続けたら、絶対許さん!!と、頭に血が上ったまま休憩時間を終えた私。

再び席につく時、しまさんに「ヴァラリンさん…若いねw」と、呆れられました[E:sweat01]
ち、ちがうっ、私は(これでも一応)彼の心配をしているの~~~っと
(疲れてるのかな…とか、何か悪いものでも食べたんじゃないかとか←方向性が違う)
言いたかったけど、一旦ツンデレを始めると、なかなか素直になれません。

「彼は私の怒りを、静めることができるんだろうか??」

と始まった後半、フィガロ、スザンナ、伯爵、マルチェリーナ、バルトロ、弁護士のアンサンブル場面。
お金を用立てたスザンナがフィガロをひっぱたいたのを見て、ようやく胸がすいた(笑)というか、まさに「しっかりしなさいよ!!」って引っぱたかれたような感じ(に私には見えた)…
ああよかったこの場面があって。疑似体験です(違)

事実、この後からぐぐっと持ち直してきて、ようやく彼の本領「アンサンブルではきっちり合わせ、歌いどころではぐっと力を込めてくる」という歌い方に、戻った気がしました。

エレナ嬢、先日までご一緒していたgalahadさんが絶賛なさってましたが、今日は本当に、彼女の底力を感じました。特別目立っているわけではないのに、アンサンブルでぐいぐいリードしてました。素晴らしいスザンナだと思います。

私が涙腺を緩ませてしまったのは、3幕終わりから4幕の「入り」⇒ バルバリーナのアリアの場面。
この演出をご覧になったことがある方はご存じだと思いますが、かなりイタイシーンでもあります。でもこれ、ものすごく説得力があると思うのですね。

「なくしたもの」が、こんなに胸に迫る演出って、他にないんじゃないかしら。

それが、今日はものすごく胸に迫ってきて、思わずじわ~~~っと。。。

その後の「全て準備が整った」は…はい、もともと私のこのアリアへの思い入れは尋常ではないので(笑)
ああ~~~もうダメだわ~~~と、鼻水まで流しながら泣いてました。もう、一体自分でも、何がどうなっているのか、全く持ってわかりません。

実は、この後のスザンナとの「化かし合い」場面、いつも少し物足りなさを感じていたというか、ちょっとバテ気味になっちゃうというか、
もう少し「スザンナに騙されてやれ(笑)僕もしーっかり、だますから」的なお芝居っけ、柔軟性があれば、言うことなしなんだけど…と、感じていました。

(私がやけにフィガロに対して辛辣なのは、天下のチェーザレ・シエピ様のフィガロがデフォルトになっている為…いえ、もちろんそれとこれとは別物だとわかっているのですけど)

でも、今日は大満足。うんうん、こういう風に歌ってくれると、泣けるじゃないの~~~[E:crying]と、またウルウル。

そんな感じで、あんなに怒っていた私はどこへやら、結局泣かされてしまったじゃないの、もう(笑)

一言で言うと「前半ワースト、後半最高!」ということなんですけどね…

こんな感じの、ほかほかの3回目感想です。またあとで追記するかも。。。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

フィガロの結婚@新国立劇場 3回目
2010/10/16 3階右サイドバルコニーにて鑑賞

【指 揮】ミヒャエル・ギュットラー
【演 出】アンドレアス・ホモキ
【美 術】フランク・フィリップ・シュレスマン
【衣 裳】メヒトヒルト・ザイペル
【照 明】フランク・エヴァン

【アルマヴィーヴァ伯爵】 ロレンツォ・レガッツォ
【伯爵夫人】ミルト・パパタナシュ

【フィガロ】アレクサンダー・ヴィノグラードフ♥ 宜しくね(^^♪
【スザンナ】エレナ・ゴルシュノヴァ
【ケルビーノ】ミヒャエラ・ゼーリンガー
【マルチェッリーナ】森山京子
【バルトロ】佐藤泰弘
【バジリオ】大野光彦
【ドン・クルツィオ】加茂下 稔
【アントーニオ】志村文彦
【バルバリーナ】九嶋香奈枝

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

2 thoughts on “101016 ハラハラ ⇒ 怒りのち晴れ、そして涙…のフィガロの結婚@新国立劇場 3回目

  1. kametaro07

    お会いできて嬉しかったです^^。
    家のネットがおかしくなってしまい、感想アップが遅くなってしまいました。
    今日は早くも最終日になってしまいましたね。
    な~~~んでフィガロは4公演しかないのでしょう!・・・ってヴィノさんはすぐミラノでしたね^^。
    じっくりとヴィノさんのフィガロを味わって、別れを惜しんでらっしゃることでしょう。
    最終日の感想も楽しみにしてます。

  2. ヴァランシエンヌ

    kametaroさん:
    こちらこそ、あの日の壊れ方も1日目とは違う意味で激しかったですから(笑)
    初めてお会いしたのに、美しくないお姿をさらけ出してしまって、申し訳ありませんでした^^;
    最終日は、渾身の歌唱だった…ですヨ。
    kametaroさんにももう一度、聴いて頂きたかったです。
    また何かの折には、ぜひご一緒しましょうね♪今後とも宜しくお願いします。

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